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*初期設定値の変更
#contents
**IPアドレス
-インストール時には自動でDHCPによる割り当てになっていたので、これを固定IPに変更。
--設定ファイル:/etc/network/interfaces
auto lo
iface lo inet loopback
auto eth0
allow-hotplug eth0
iface eth0 inet static
address 192.168.XX.240
netmask 255.255.255.0
broadcast 192.168.XX.255
gateway 192.168.XX.1
-同様にDNSの問い合わせ先も変更。
--設定ファイル:/etc/resolv.conf
search kensyu.mtc.pref.kyoto.jp
nameserver 192.168.XX.20
**GUIからCUIへ
-デフォルトではGNOMEが立ち上がる。サーバとして利用する場合、リモートからアクセスするのがほとんどなので、資源削減のためにもCUIベースで起動するように変更。必要に応じて startx すればよい。
「root terminal」などから
# update-rc.d -f gdm remove
として、起動プロセスから外し、再起動。
**CUIでの日本語表示
<pre>
# modprobe vga16fb &color(green){フレームバッファのインストール};
# LANG=ja_JP.UTF-8 &color(green){etchのデフォルトはUTF-8};
# jfbterm -q &color(green){日本語ターミナルの起動 -qは起動メッセージを抑制};
</pre>
終了する時はexit
**パッケージ配布を受けるサイトの設定
-apt-getやaptitudeでパッケージをダウンロードする時のサイトの指定。ネットワーク的に一番近いサイトを登録するのもいいが、ここではCDNミラーを利用。
--設定ファイル:/etc/apt/sources.list
deb http://cdn.debian.or.jp/debian/ stable main contrib non-free
deb-src http://cdn.debian.or.jp/debian/ stable main contrib non-free
既存の値はコメントにしておく。
--参考ページ [[debian JP Project - ミラーサイト>http://www.debian.or.jp/using/mirror.html]]
**パッケージ情報の更新
-Debianのパッケージ管理といえば、apt-getなどのAPTツールが有名だが、今回はaptitudeを使用。
aptitudeはテキストベースのGUIが使え利便性が高い。
-まずはサイトで提供されるパッケージ情報の更新。数日に1回程度実行すればよい。
# aptitude update
-インストール済みパッケージの更新
# aptitude upgrade
**パッケージの検索
-パッケージを検索するにはいくつかの検索パターンがあるが、とりあえずこれで。
# aptitude search <検索パッケージ名>
-表示されるリストの各行の1文字目の意味は、
--i ・・・ インストール済み
--p ・・・ 未インストール
--c ・・・ 削除済み
--v ・・・ 仮想パッケージ(存在しない)
---3文字目の「A」は自動でインストールされたパッケージ
**不要サービスの停止
-サーバ構築で不要と思われるサービスを止める。
# update-rc.d -f <サービス名> remove
--acpid ・・・ 電源管理
--hplip ・・・ HPプリンターとドライバー
--portmap ・・・ RPC接続をTCPのポートにマッピングするサービス
--nfs-common ・・・ NFS関連
--exim4 ・・・ メールMTA
--dbus ・・・ プロセス間通信システム
-inetd.conf経由のもの
IDENT ・・・ IDENTプロトコルのサーバー
--設定ファイル:/etc/inetd.conf (以下をコメントにする)
<pre>
&color(red){#}; ident stream tcp wait identd /usr/sbin/identd identd
</pre>